ボリビア⑩

ラパス②

 

①サン・フランシスコ教会（Iglesia de San Francisco）

１５４８年に建設。切り崩した石でスペインとメスティーソ様式を

取り入れた教会。

初めに建設された教会は１６１０年の大雪で崩壊し、現在の教会

は１７４４年と１７５３年に再建されたもので、ヴィアチャ

(Viacha)と呼ばれる近くの採石場から切り出した石で建設。

正面ファサードは自然をテーマに彫刻が施されている。例えば、

カスタードアップル（牛心梨）やパイナップルや南国の鳥など

である。

②ムリーリョ広場（Plaza Murillo）

１８１０年、独立の英雄ムリーリョが処刑された広場。

広場に面した大統領官邸はイタリアルネサンス様式で、

１８２５年に完成。人々には『Palacio Quemado(Bured Palace)』と

呼ばれている。それは１８７５年、当時の大統領トマス・フリアスに

反対する勢力が宮殿に火を放った。そしてそれ以後、改築再建が

繰り返されるようになったことに由来する。

また大統領官邸の前にある胸像は大統領ビジャロエルである。彼は１９４６年に暴徒

によって広場に引きずりだされ、外灯につるされた。

そしてその隣には大聖堂がある。大聖堂は１８３５年に完成。

坂道に建てられているため、正面入り口はポトシ通りの基礎の部分より１２ｍ高い。

祭壇にあるステンドグラスは人々に祝福されるボリビアの政治家たちが描かれている。