2013年2月17日日曜日

ボリビア⑭

スクレ③










見所:
①自由の家(Casa de la Libertad

スクレの中央広場に面して建つ『自由の家』は1825年8月6日に
ボリビアの独立宣言が署名された場所。内部は当時のまま残されている
もともとこの建物は1700年にイエズス会により建築されたもので、
サンフランシスコ・ハビエル大学の建物として使われていました。
独立後は、この建物は1898年までは国会として利用されており、
その後、行政府はラパスに移転し、この家はその後ボリビア共和国誕生の
歴史を展示する博物館に改装された。

建物の柱は花崗岩で作られ、中庭を取り囲む回廊があり、玄関には大きな
セドロの大木から切り出した木材が使われる。
憲法宣言書は花崗岩の台座の上に乗っている。また木製の天井や聖歌隊席も
一見の価値あり。

②織物博物館(Museo de Arte Indigena
タブラコ(スクレからバスで2時間)の織物の文化について展示。
その他の地方の展示もあり。チュキサカ県北部からポトシ県にかけての
地域はヤンバラ文化が栄え、ハルカ織りやタラブコ織りが生まれた。
この織布の作業は女性だけでなく、男性も行うが、時代と共に伝統が
失われてきたのをNGOが支援を始め、博物館をもてるくらいまでになった。
                    
③カテドラル
建設されたのは16世紀で、ルネサンス様式と後期バロック様式を混ぜた作り。
鐘楼は町のランドマークとなっている。鐘楼は3層になっており、各層の四隅は
キリスト教の聖人が町を見守っている。
1616~1625年、グアダルーペの聖母礼拝堂がその脇に建設された。
鐘楼の時計は1765年にロンドンで購入されたもの。
 
④カテドラル博物館とグアダルーペの聖母礼拝堂
カテドラルに隣接するボリビアで一番の聖遺物のコレクションをもつ博物館。
博物館は4つの部分からなっており、訪れる順番に鍵を開けてくれる。
入り口にまずあるのは植民地時代の宗教画、次に聖人の遺物や金や銀の聖杯
そしてハイライトがグアダルーペの聖母礼拝堂(1625年完成)の中にある。
それは町の聖人である聖女グアダルーペの絵画である。

1601年にフライ・ディエゴ・デ・オカーニャFray Diego de Ocana)に
よって元々描かれた。その後、裕福な教区民から寄付されたダイヤモンド、
アメジスト、真珠、ルビー、エメラルドがちりばめられている金と銀のコートを
かけられた。
その価値は数百万ドルで、アメリカでもっとも豪華な聖母といわれている

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