政治:
1995年に発行された憲法により、国家元首は大統領で、国民の直接選挙で選出され、
任期は5年。大統領は首相や閣僚の任命権などをもつ。
政党は国民抵抗運動(NRM)が無党制を導入したため、他にウガンダ人民会議、
ウガンダ愛国運動、保守党などの政党があるが政治活動は禁止されていた。
議会へは個人資格(NRMの支援を受けたもの)しか当選しない仕組みになっていた。
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2000年6月に複数政党制の導入をめぐる国民投票が行われたが野党のボイコットで
一党制が支持された。
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2005年7月新たに国民投票が行われ、複数政党制が支持され、
現在では登録された政党が公的に活動、選挙に候補者を送ることができるようになった。
行政区画:
2010年7月以降ウガンダには4つの地方(中央地域、東部地域、北部地域、
西部地域)があり、その下に111の県が置かれている。イギリス植民地時代には村、
教区、副郡、郡、県が置かれていた。また現在の地域と同じ名前で州が
おかれていたりもした。
経済:
1.農業
アフリカでも有数のコーヒーの生産国、2002年には輸出額の27%を
占めていた。その他輸出品としては衣料、動物の皮、バニラ、野菜、果物、
切花、魚が成長しており、綿、茶、タバコも重要な産物。
2.工業
セメントなどが再生中である。プラスチック、石鹸、ビールなど飲料は
国内生産されている。
3.エネルギー
1980年代までは国内エネルギー需要の95%は木炭と木材で
まかなわれていた。
現在は2000年の白ナイル川を利用したナルバーレ発電所によって
東アフリカでも主要な発電国となった。
しかし2006年にウガンダで石油が発見され、石油会社からインド洋への
原油パイプライン案が出されたが、大統領は反対でカンパラに製油所を建設し、
近隣諸国への輸出を考えている。
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