ベルギーの連邦構成主体、3つの地域のうち、国土の南半分を占める地域。
ワロンという地域名の語源は諸説あるが、
ガリア語のvellaunos(勇敢な)という語に由来するという説が有力。
首府-ナシュール
面積-16,844 km²
人口-335万人
州
・ エノー州
・ ナミュール州
・ ブラバン・ワロン州
・ リエージュ州
・ リュクサンブール州
言葉
ワロン語・ピカルディ語
⇒フランス語の方言とみなされ、使用頻度も減少していったが現在ではワロン語の授業が
行われていたり、ラジオ番組が制作されたりしている。
シャンパーニュ語、ロレーヌ語
経済
19世紀初頭にリエージュやシャルルロワをはじめとした地域で石炭や鉄鉱石と
いった資源を用いた工業を背景として急速に発達した。それにより、ベルギーは欧州で
最初に産業革命を成し遂げた国となった。しかし20世紀前半工業は北部に移行し、
ワロン地域での重工業は次第に衰退していった。
ムーズ川の南のアルデンヌ地方には多くの観光資源や温泉が存在し観光産業が
比較的良好な経済状態を維持している。
政治
1993年から連邦制に移行したことにより、ワロンは独自の政府と議会を有するようになった。議会の定数は75人で5年ごとに改選が行われる。
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